3歳の末っ子が「胆管膵管合流異常」と診断され、10月に 2回の入院(合計17日間) を経験しました。
初めての子どもの入院、しかもHCUに入った日もあり、

「いったいいくらかかるんだろう…」
とお金の不安がずっとありました。
最終的に、入院2回分の費用をすべて合計すると、
総額 22,440円でした。
この記事では、実際にかかった入院費の内訳を実体験をもとにまとめています。
入院①:13日間
→ 合計17,160円でした
領収書を確認すると、この17,160円のほとんどは
タオル代と食事代だけ でした。
医療費(診察・検査・点滴・HCU管理料など)は
自治体の医療費助成制度のおかげで 自己負担ゼロ です。
被服等貸与料(タオル代):300円 × 13日 = 3,900円
今回の病院では、幼児はタオル類をすべて貸出で利用します。
使った後に干す場所もないため、毎日清潔なタオルを使えるのはありがたかったです。
- A:病衣+紙おむつ+滅菌タオル(900円)
- B:病衣+紙おむつ+タオル(800円)
- C:病衣+タオル(600円)
- D:タオルのみ(300円) ← 今回ここ
タオル貸出は「D区分(1日300円)」を選びました。
食事療養費:510円 × 26回 = 13,260円
食事が始まったのは 入院から5日目から。
それまでは絶食だったため、最初の数日は食事代はかかっていません。
その後は毎食しっかり食べられるようになり、
26回分の食事代がかかりました。
入院②:4日間
→ 合計 5,280円
2回目の入院も、医療費部分はすべて助成制度で 自己負担なし。
こちらもタオル代と食事代のみでした。
被服等貸与料(タオル代):300円 × 4日 = 1,200円
今回もタオル貸出は「D区分(1日300円)」を選びました。
食事療養費:510円×8回=4,080円
今回は絶食はありませんでした。しっかり毎食食べてます。
2回の入院でかかった費用の合計
→22,440円
- 入院①:17,160円
- 入院②:5,280円
医療費が無料だったことで、
実際に負担したのは 生活部分(タオル代+食事代)だけ でした。
医療費助成制度
今回の入院費がここまで抑えられたのは、自治体の 子ども医療費助成制度 のおかげです。

我が家の地域は入院費は無料です
医療費助成の内容は自治体によって異なりますが、
こども家庭庁の調査(令和6年4月1日時点)によると、
全国の市区町村の 78% が「入院費の自己負担ゼロ」
という結果が出ています。
(こども家庭庁「こどもに係る医療費の助成についての調査」より)
※助成の対象年齢や条件は自治体ごとに異なります。
つまり、「入院費がほぼかからないケース」は全国的にも過半数。
今回のような実際の金額や内訳は、同じ制度圏内の家庭にも
参考になるのではないかと思います。
「市区町村名+子ども+医療費助成」で検索すれば、自分の地域の制度がすぐ確認できるので
お住まいの地域がどうなっているかは、一度チェックしておくと安心です。
親の付き添いにかかる費用も意外と大きい
今回の病院では付き添いは必須ではありませんでしたが、
私はなるべくそばにいたかったので毎日病院へ通っていました。
そのため、子どもの入院費とは別に、
- 交通費(1日あたり往復で約1,000円)
- 付き添いの親の食費
といった“付き添いにかかるお金”が積み重なっていきます。入院費と同じくらいのお金はかかったと思います。
子どもの入院に備えるなら、医療費だけでなく付き添いの食費・交通費もあらかじめ予算に入れておくと安心です。
入院中の過ごし方や、付き添いの1日の流れについては、
こちらの記事にまとめています。
実際の負担は「生活費」が中心でした
- 3歳児の2回の入院(合計17日間)で支払ったのは 22,440円
- 医療費は自治体の助成制度で全額無料
- 実際に支払ったのは「タオル代」「食事代」「付き添い生活費」
- こども家庭庁の調査では、全国の78%の自治体で入院費が自己負担ゼロ
- 制度は地域差があるため、お住まいの自治体の助成内容をチェックしておくと安心
子どもの入院は不安が大きいですが、費用面のイメージがつくと少し心が軽くなると思います。同じ状況の方の参考になれば嬉しいです。
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